macOS Sierraのクラムシェルモードを解除するには
MacBookのクラムシェルモードは便利だけど、そこまで使わない。 無効化してメインディスプレイをオフにしたいという時の設定方法。 ●全体の流れ Macのシステムをいじることを拒否する設定である、SIPの無効化をして クラムシェルモードの設定を無効化する。 そしてお好みで、SIPを有効化する ※念のため、この作業でMacが動かなくなっても責任は取れません。 ●実際に行う作業 1)リカバリーモードで起動する command + r を押したままMacを起動。 2)ターミナルを起動 3)SIPを無効にする ターミナルに csrutil disable と入力して、再起動するとSIPが無効化。 4)システム再起動後、ターミナルを起動して sudo nvram boot-args="niog=1" と入力。 ※注意 少なくともSierraではこのコマンドが使えるけど、他のバージョンだと違うこともあるらしい。 5)SIPを有効にする 1)、2)の手順をやったあと csrutil enable と入力して再起動。 ●クラムシェルモードを有効にするには? 先ほどの、4)の手順で入力するコマンドを sudo nvram -d boot-args にする。 もしくは、MacのNVRAM(PRAM)のリセットでも解除できる。 Mac の NVRAM をリセットする方法 https://support.apple.com/ja-jp/HT204063 ●クラムシェルモード無効時には何が起きる? 「電源入力されたMacBookのディスプレイを閉じている時」に、外付けディスプレイに接続する →外付けディスプレイのみでmacOSが使える。 上記の状態でMacBookのふたを開けると ディスプレイは消画しつつ、キーボードやトラックパッドが使える。 逆に、MacBookのディスプレイが表示されている時に、外付けディスプレイに接続する →両方のディスプレイでmacOSが使えるデュアルモニタ状態になる。