猫背を治した体験談。重要なのは体の緊張感とどう付き合うかだった

長年、猫背に悩んでいることを度々記事にしてきたけど、ようやく猫背を治すことができたのでその体験談を書こうと思う。
今まで、「ねこ背は治る」という本を読んで正しい立ち方を学んだり
ストレートネックの改善策である首の後ろにテニスボールを当てる方法を試したり
それだけでも「もうこれ以上姿勢の悪いところはないんじゃないかな」と思うくらい改善していたつもりだったのだけど「良い姿勢を取ろうとすると体がすぐ痛くなって辛いなあ…」ということが度々あった。


猫背を治してから気づいたことだが、きれいな姿勢をとるには「体のどの部分の力を抜いて、どの部分に力を入れるのか」を理解する必要がある。
「体がこわばっていて緊張していて体がぎくしゃくとうまく動かせない状態」では、どこにどれくらいの力を入れればいいのかが分からず、姿勢が悪くなって猫背になってしまう。
つまり、自分の猫背を治すために必要なのは体の力の抜き方だったのだ。

では、どのようにして体の力を抜けるようになったのか。
まず、幸運にも「力を抜くために~~しよう」とは考えていなかったことは大きい。
結果的にだが精神的な負担がなかったからだ。
もう一つは、その時プレイしていたWiiFitの燃焼フープダンスのやり方を変えたことである。

それまでは、スコアを稼ぎたいという理由で無理して太ももや足が痛くなる回し方をしていたが「自分が痛いと思ってるのに機械に合わせる必要はない」ということにようやく気づいた。
だから「無理して体を動かさないで、少しでも痛いと思ったらゲームはやめよう」と心がけてプレイしてみたのである。

最初は、体が痛くない方法でフラフープを回そうとすると、上手く回らずにゲームにならなかった。
なので、WiiFitの燃焼フープダンスはやらずに、ただフラフープを回す動きを練習することにした。
1週間も経つと、ゲームの方でもフラフープを楽に綺麗に回せるようになり、日を追うごとに姿勢の悪いところが改善されていくのが分かるようになっていた。

ここで言いたいのは、WiiFitの燃焼フープダンスをやれば猫背が治るということではなく、緊張を与えず体を動かす事が自分にとって猫背を治すために重要なことだったということである。

姿勢が良くなって猫背が治ってから、体の負担は大幅に減った。
足の重心のかけ方も変わったのか、長距離を歩いても足の怪我はなくなった。
以前は多大な労力がかかっていた腕立て伏せや腹筋運動も「なんだ、こんな程度の労力でいいのか」と思えるくらい楽な動きでできるようになった(まだ数をこなすのは難しいけど)
ただ、緊張する環境になると、精神的な影響か自分でも気付かずに肩甲骨が丸くなって猫背になるみたいなので、まだまだ完璧とは言えないのだが。

そんなわけで、自分の猫背を治す方法は、緊張感にどう付き合うかということだったのだ。

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